建築部 建築課 T.M
建築部 建築課 T.M

何十年と地域に残る仕事に
最高の仲間たちと挑む

建築部 建築課

T・M[ 2019年入社/建築学科卒 ]

入社動機

歴史と人柄に引かれて
入社を決意

私は小さいころからものづくりが好きで、将来は何かを造り上げる仕事に携わりたいと考えるようになりました。施工管理という仕事に興味を持ったのは大学在学中のこと。工事全体に関わることができる仕事である点に強く引かれました。
数ある企業の中で石川建設に注目したのは、地元のいたるところで工事看板を目にしており、親しみを感じていたからです。会社見学ではその長い歴史を知り、私も何十年と地域に残る仕事をやってみたいと強く思いました。またその時にお会いした社員の方々が大変親しみやすく、この人たちと一緒に働くのは楽しそうだと感じたことも、背中を押してくれた要因です。
現在取り組んでいる仕事

工期厳守の現場に備え
あらゆる準備を進める

今は、市立小学校の給食室を増築する工事を担当しています。この現場では既存の建物に追加する形で新たに建物を建てるため、基礎から上屋まで一通りの工事があります。
今はまだ計画段階で、数カ月後の夏休み中に一気に工事を完了できるように、仮囲い等の安全施設の配置計画づくり、工事全体の工程検討、職人さんたちが実際に作業を行う際に参考となる施工図の作成等の準備を行っています。職人さんの意見や経験を参考にできるよう打合せを重ねながら進めています。1日に平均5人、延べ100人くらいの比較的小規模な工事ですが、無事故で工期通りに工事を完了させるべく、責任感を持って取り組んでいます。
業務上大切にしていること

ゴールデンチームをつくる
それが施工管理職の本分

現在担当している現場では施工管理者は私ひとりなので、何をするにも一から考えていかなければなりません。上司からのアドバイスを受けながらも、自分の今までの経験を踏まえ、知恵を絞って現場に向かわないと、自信を持って現場管理を行うことはできません。私は、施工管理の仕事の本質は「チームづくり」だと考えています。最適なメンバーを集め、最適なポジションに配置し、それぞれが一番力を発揮できるように環境を整える。そうやってできた最高のチームと一緒に完成というゴールを目指すのが、現場監督という存在だと思います。だからこそ大切にしているのが、自分の考えを正しく、余さず相手に伝えること。練りに練った工程や完成後の姿を職人さんと共有することが重要になります。職人さんとの会話で新しいアイデアが生まれることもたびたびあるので、誰もが自由に意見が言い合える、そんなひとつのチームと言える現場づくりを目指しています。
仕事の魅力・石川建設の魅力

先輩たちが培ってきた
知恵と技術が私の誇り

私が誇りに思っているのは、当社の技術力です。当社には、より良い建物を造る知識や工事を円滑に進めるための技量を持った社員が数多く在籍しています。入社して実感したのは、大学で勉強できる知識は、現場で必要とされるもののほんの一部であるという現実です。大学で学んだ理論や基礎的な知識は確かに仕事を理解する助けにはなりますが、現場で身に付けた実践的な知見と比べると圧倒的な差があります。現場で学ぶ際に先生になってくれるのは誰か。それは上司など社内の先輩たちに他なりません。施工管理は、現場をひとつ経験するたびに確実な成長を実感できる仕事です。確かな技術、豊富な経験を持ったたくさんの先輩たちに恵まれている石川建設は、成長意欲のある方にとって最適な環境だと思います。

1日の流れ

8:00

朝礼作業員全員で、本日の作業内容・安全注意事項等を共有する。

8:15

新規入場者
教育
新規入場者教育を行い、本日初めて現場に入る作業員に現場内のルールや注意点を指示。

9:00

現場巡視・
記録
適宜作業状況の確認。計画通りに工事が進められているか、正しい作業手順かを確認。

10:00

翌日の作業の
確認
職人さんに翌日の予定を確認。作業内容や次工程、搬入車両等の調整を行い、作業計画図を作成。

13:00

打ち合わせ各業者の職長さんと、午後の予定と翌日の予定の確認。作業計画図を元に、必要に応じて調整を行う。

15:00

現場巡視・
記録
寸法検査や目視点検を行って記録する。片付けや整理整頓、飛散物がないか等も確認。

17:00

記録簿作成~
帰宅
本日の工事記録を作成。そのあと各業者さんごとに翌日の作業計画書を作成する。
メッセージ

工事の1から10まで関わる
それは現場監督だけの特権

「現場監督」というと、多忙、キツイというイメージを持っている方もいるかもしれません。ただ、現在では国が率先して建設業界のワークライフバランス改善を推進していることもあり、土日休みや残業の低減など、働き方改革が大きく進んでいます。またデジタル技術の導入により、書類の管理や作成のペーパーレス化、簡略化が進み、業務の効率が年々良くなっています。これまで、現場監督は職人さんが帰った後に遅くまで書類作成をしているようなこともありましたが、そうしたデスクワークの効率が上がり、現場管理の仕事により集中できるようになっています。
施工管理は、建築工事の1から10まで経験できる仕事です。大変なこともありますが、自分の成長や達成感をすごく感じられる、大きなやりがいのある仕事です。ぜひ私たちと一緒に、地域に残る大きな仕事に挑戦していきましょう。