建築部 建築課 N.T
建築部 建築課 N.T

地域の未来につながる施工管理は
生涯をかけられる価値ある仕事

建築部 建築課

N・T[ 2022年入社/建築学科卒 ]

入社動機

幼少期から抱き続けた
建物づくりへの憧れ

両親によると、小さいころから建物ができていく過程を見るのが大好きだったという私。大学受験のオープンキャンパスに参加したことで憧れは将来の夢へと変わり、建築学科への進学を決めました。就職は住宅メーカーという選択肢もありましたが、特定のユーザーの想いにフォーカスする個人宅よりも、不特定多数の人に使ってもらえる公共建築の方がより達成感が大きいと考えたこと、そして地元でキャリアを積んでいきたいという強い想いがあったことが、石川建設を選んだ理由です。女性の施工管理志望者がもう一人いると聞いたことも、入社に向けて最後の一押しをしてくれました。
現在取り組んでいる仕事

先輩に学びながら
大規模工事を管理

公立大学校舎の新築工事で、施工管理を担当しています。この現場では、私の他に先輩の施工管理者が2人いて、計3人で現場を見ています。比較的規模の大きい現場なので、1日に出入りする関係者は平均30人ほど。多い時には50人くらいの職人さんが同時に作業を行っています。そんな大きい現場ですので、安全管理や段取りの周知は特に重要です。朝礼や昼礼はもちろん、必要に応じてきめ細かくコミュニケーションを取り、現場が円滑に回るよう努めています。
日中の仕事で私が担当しているのは、主に写真撮影や記録表の作成で、現場の進捗や搬入資材、工事内容といった記録を台帳にまとめています。また、状況によっては現場の段取りなどを行うこともあります。
業務上大切にしていること

身近なベテランに学び
確実に仕事を進める

入社して3年目になりますが、まだまだ現場に立つと一人では判断が難しいことや、どう対処するか悩むことが少なくありません。そういったときに一番良くないのが、わからないことをわからないまま放置してしまうこと。迅速に対応しないとより大きな問題に発展してしまいます。幸いなことに、私の周りには同じ現場の上司である先輩方をはじめ、その道のエキスパートである職人さんたち、さらには他の現場で働いている諸先輩方と、経験豊かなベテランがたくさんいます。頼りっきりになってしまうのはもちろんダメですが、「聞く」ことは「学ぶ」ことと同じと考え、困ったときは周囲に相談して確実に仕事を進めることを心掛けています。来年は、1級建築施工管理技士の取得にも挑戦する予定です。仕事に勉強にと忙しくなりますが、好きなことなので力いっぱい取り組んでいきます。
仕事の魅力・石川建設の魅力

最初の夢がかなった
母校の新築工事

地元の方や関係者からの信頼が厚いことが、私の考える当社の自慢です。私はまだ入社して間もないので発注者や利用者の方と直接会話する機会はありませんが、先輩経由でそういった方々からのお褒めの言葉や感想をいただくことがあります。入社して最初に担当した現場は地元高校の校舎でした。先生や生徒、近所の方から「いい建物が建って良かった」という声がたくさんあったと聞いた時は、とてもうれしく思いました。実は、この高校は私の母校でもあり、完成した時の感動はひときわ大きいものがありました。「たくさんの人に使ってもらえる建物をつくる」という入社時の夢がこんなに早くかなうとは思ってもみませんでした。そしてさらなる夢は、いつかこんな現場を自分がトップに立って完成させること。知識と経験を身に付けて、石川建設の名前をさらに高められるような建物を造り上げたいです。

1日の流れ

8:00

朝礼作業員全員で、当日の作業内容・安全注意事項等を発表。新規入場者教育を行い、現場ルールを周知。

9:00

写真撮影搬入資材や作業状況の記録として、写真を撮影する。

10:00

翌日の
作業の確認
職人さんに翌日の予定を確認。作業内容や次工程、搬入車両等の調整を行う。

13:00

打ち合わせ各業者の職長さんと、午後の予定と翌日の予定の確認。スムーズに作業ができるよう調整を行う。

14:00

現場巡視・
写真撮影
適宜作業状況の確認、写真撮影。資材の不足等あれば発注を行う。

16:00

現場巡視・
記録・片付け
寸法検査や目視点検を行って記録表を作成する。片付けや整理整頓、飛散物も確認。

17:00

記録簿作成~
帰宅
本日の工事記録を作成。当日撮影した写真の整理、打ち出し、翌日の作業計画書の作成を行う。
メッセージ

女性にとっても、
生涯をかけられる仕事です

建設業界でも、女性の技術者が増えてきています。石川建設でも私を含めて3名の女性技術者が、日々現場に立っています。建設業界は、なんだかんだで男性が圧倒的に多い業界。入社前はある程度我慢は必要かなと覚悟していた面もありましたが、いざ飛び込んでみると拍子抜けするくらい、自然に仕事ができています。それはもちろん、現場の更衣室やトイレなど会社側の配慮も大きいとは思いますが、学生時代のイメージよりはるかに女性も働きやすい環境が整っています。またキャリア形成という点でも、産休・育休制度や時短勤務といった制度面の充実や、育児期には建設ディレクターのように比較的時間の調整が効く仕事を選ぶことができるなど、女性が長期的な視点で取り組むことができるようになってきました。
私と同じように、一生の仕事として建設業界を選びたいという方は、ぜひ心配しないで飛び込んできてください。それが当社だったら、もっとうれしいですね!